BLOG馬場毎日 sawayaka

視界不良の馬場より金ゐ國許が綴る、満願成就三千里手前の幸福雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Movies2005

今年度(2005/4/16-2006/3/31)は、「『キル・ザ・クソ映画』で何処まで行けるか。」をテーマに、158本の映画を見てきました。本数はとてもシネフィルに及びませんでしたが、旧作から新作、巨匠から新人監督までと幅広く、映画観を広げてくれたラインナップでした。

スタートは1月18日、韓国ホラーの『箪笥』。50本目は7月14日の『ロード・オブ・ザ・リング』、100本目は10月31日の【菊花の香り】、111本目は11月18日の『八月の狂詩曲』、150本目は3月10日の『NANA』、ラスト・158本目は3月31日の『ヒトラー最期の12日間』でした。

・・・なんだかロクな映画を観ていないような気もしますが、最後の最後で【星野真理を再発見できた】のはよかった。大収穫でしょう。本当によかった。収穫は他にもありますが、思いつくままに以下列挙すると、


黒澤明監督作品を観終えた
大林監督の存在に気付かされた
dfシリーズは意外と手が伸びなかった
山下監督に実は期待していた
山本浩史がほとんどブレイクした
ウォン・カーウォイに躊躇した
やはり裕次郎は格好よかった
『電車男』をいい加減消費しつくした
宮崎あおいと決別できた
長澤まさみは手足が長かった
美波に会えた


うーん。時間の無駄だったのかなあw
そうそう、なんで本数が伸びなかったのか思い出した。
『天花』と『北の国から』のせいだ!


04月/12本
05月/29本
06月/07本
07月/11本
08月/08本
09月/14本 
10月/19本 
11月/14本 
12月/16本
01月/08本
02月/05本
03月/13本

スポンサーサイト

使ってみたい台詞メモ1 『悪い奴ほどよく眠る』

ラスト近辺、主人公・西幸一(三船)と戸籍交換した板倉(加藤武)の台詞。

「何もかも恐ろしく簡単で醜悪だ!」

現在【本家】に力を入れているため、ブログは縮小更新。
面白情報直リン掲示板【mazcoco.com】(まずここドットコム)も見てね貼ってね遊びにきてね

▲ライブドア叩き=「大きくなりすぎたITをすっきりまとめよう」的戦略

ジャパニーズ・ホラーのベタな話

歌舞伎町コマ劇場付近の居酒屋で飲んで、安酒に酔う。おかしいな、うわばみのはずなのに。だから酔った勢いですよ、スイマセン。

帰ってきてテレビをつけたら、【くりいむしちゅーのたりらりラーン】が流れていました。ベタなドラマの展開を当てるクイズ番組なんですが、その再現ベタドラマが面白いということで、結構話題になっているようです。

再現ドラマには【我らが加勢大周】が主演級の「ベタ男」として毎回のように出演していて、この俳優に対する世間の認識が分かります(それでも『マネーの虎』の吉田栄作よりはマシ?)。その像が真実か、好ましいかどうかは置いても、加勢の、テレビでの久しぶりの大ヒットであることは間違いありません。

番組は、時々ネットからネタを拾ってきているのではないかと疑いたくなることもありますが(※某巨大板では「ありがちなこと」シリーズが定番となっている。明日起きたら「ホラー映画にありがちなこと」を探してみますが、例えば「こんな茶番には付き合ってられないぜ→死亡」など)、そこは深くは考えないことにして、印象を一言で言えば「分析上手な放送作家が頑張っているな」という感じ。

ですけどね、ええ、私酔ってますけどね、今回のはいくらなんでもナシなんじゃないですか?ジャパニーズ・ホラーのベタはあんなもんじゃないですよ。ベタドラマの精度(笑える度)が低かったことでも分かるように、まず致命的なのは「ベタ」と呼べるほど皆ジャパニーズ・ホラーを見ていないという事実(ラブストーリーに比べて)。ホラー映画全般ならまだしも。しかも、あれは『リング』以降のベタでしょう。ていうかまんま『呪怨』でしょう。

よく知らないですけどね、もっと古いジャパニーズ・ホラーは、私が知っているだけでも幾らでもあるし、大体「布団の中に幽霊がいる」というのは、幽霊の側が大胆に積極性を身につけたという点で、少なくとも一般観衆にとっては画期的だったからこそ受けたわけで、『呪怨』はだからこそ「逆転の発想」なわけです。だったら歴史を鑑みても、ベタはその逆にならなければいけない。

なんだ?「ジャパニーズ・ホラー」ってのは造語か?日本のホラー映画という意味ではないのか?……そういう問題も実際にはありますよね。

寝ます。

いぬのえいが 金ゐは怒っている2

ねえ、日本映画界



ねえ、日本映画界

ねえ、日本映画界 どうしてなの






映画を作る費用は

莫大なのに

あんなに莫大なのに

関わっている人間の数も多いのに

選ばれしスターだってでてると思っていたのに






どうして

どうして素人のFLASHムービーより

酷いものが作れるの






ねえ、どうして

どうしていじわるするの

どうして映画の伝統という天蓋やぶいちゃうの

どうして鷹はつめをかくすの

どうして詐欺にあっちゃうの






待ってよ 日本映画界

何をいそいでるの

どうして私が借りる映画はことごとく駄作なの

私はいつまでもアタリをひけないの





何もわからないよ





何もわからないよ






もっと映画のこと知りたいのに

どうして観客より

先におばかさんになるの




どうして



どうして

どうして

どうして


どうして




どうして

いぬのえいが」なんてみたんだろう

見たいって思ったんだろう






どうして

こんなに こんなに

悲しい思いをするのに






日本映画界 ひどいよ

邦画なんてキライ





邦画なんて



邦画なんて






「いぬのえいが」なんてみなければよかった













ねえ、




ねえ、國許ちゃん

そんなに悲しまないで





この映画は

とってもしあわせだったから





國許ちゃんはいつまでも

ずっと

ずーっと私のお得意さまだよ

たよりになる購買層だよ






アイドルファンに甘えてばっかりでごめんね

内容面でいたずらしちゃってごめんね

でもね収入源だったんだ

毎日「動物+有名俳優」でお客さんが入ってくれてうれしかったよ






怒ってるマニアもすきなんだ

細かい揚げ足取りをしてくれるよね

勝手に意味付けもしてくれるよね

はしゃぎすぎて迷子になっちゃったね






基本やっつけだったよね

借りてくれてごめんね

目にあまっちゃったね






また作ってみたいな

あのね もう一度客の涙の海を見たかったな

その海ってマニーと同じにおいがするんだ






ねえ、國許ちゃん




私は國許ちゃんと

おしゃべりできないけど

もしもひとこと話せたらこう言うの





あのね


あのね

あのね



あのね


あのね



あのね





なんか照れちゃうな








ねえ、國本ちゃん








お金落としてくれてありがとう













ねえ、日本映画界













私、またこういう映画見たい






なんていうわけねえだろうが!!!!!!

いやあ、久しぶりに酷すぎる映画を見て、ボルテージ上がっちゃいました。ボルテージ上がりすぎてつい精度の低いパロディしちゃいましたよ。あ、上の意味不明なのはパロディです。

うん、なんだろう。伝わっているかどうかわからないけれども、かなり頭にきてます。鶏冠にきてます。金ゐは怒っております。

同じ動物モノの映画『さよなら、クロ』を見たときには、「何でこれが商品として流通してるの?」と、怒りよりも前に軽く動揺してしまいましたから、それに比べれば幾分かマシ、酷くはなかった。つまり最低の映画ではないと断言できるんですけどね、それにしても、映画のいちいちが暴力的かつ下劣で腹が立ちました。今やすっかりアンチに鞍替えした宮崎あおいが出ていたことも、私のイライラを助長させました。

驚いたのが、ググってみたら【「よかった」とか言っている人】が結構いるわけですよ。この映画がよかった?何が?いったいどこをどう見たら?どういう生き方をしてきたらこの映画が良いと言えるのか、理解不能です。

「いぬのえいが」の前には、「娯楽映画」とか、ターゲット層とか、そういう区分けは無意味ですよ。やみくもに商業主義を否定するわけじゃない。たとえば「東映マンガ祭り」に表現性を求めるほど私はアレゲじゃないつもりなんですけど、この映画を見たら、そういう「社会性」が吹っ飛びました。頭にきてこういう野暮なこと言っちゃうぐらい酷かった。

理屈を超えた質の悪さ。いや、それは誉めすぎだな。もちろん理屈は超えられていません。単に質が悪いだけ。いやいや、まだ語弊があるな。この質の悪さ、性質が悪いんだ。


文章が荒れていますか?
いいんですよ。本気で怒ってるんだから。
別に私は映画を愛してませんけど、「いぬのえいが」が映画として誉められるのは、明らかに映画に失礼だ。

理由?
「語るに値せず」です。見りゃ判ります。

上空はかつて権力者のものだった

200511031650000.jpg

川べりの工場町を歩いていたら、【ハリウッド★ホンコン】という映画を思い出した。ふらりとやってきた美しい大陸女に男たちが騙される、ただそれだけの他愛のない話だったが、町並みの向こうに高層ビルが見える眼前の光景が、映画と少し似ているように思ったのだ。

全編を覆う下卑たブラック・ジョークは私がもっとも嫌うタイプのものであった。作品としては良くも悪くもなく、おそらく誰が見ても「平凡」としか言いようがない映画で、ただ、「チャン・ツィイー以来」と謳われる中国の国際派スター、主演女優の【ジョウ・シュン】が別に可愛くなかったことだけ妙に印象に残っている(私の信念は「中国人是都美人」である)。しかし、その程度の引っかかりなら、映画を観れば必ずと言っていいほどあるものだ。ネットで目にした「単語と単語の間に★を見たのは【つのだ☆ひろ】以来だ」という感想もいただけなかった。

映画の中で、大陸女は『ハリウッド』という名の高層マンションに住んでいた。香港近郊に実際にあった貧民街(撤去・解体作業はまだ続いているらしい)を見下ろすようにそびえ建つビル。富める者と貧者の格差が憎らしいほど象徴的に現れていて、映画監督ならずとも物語をつくりたくなる。しかし、ヒネリがなくては映画にならない。ヒネリに意味がなければ傑作にならない。

建物の高低と貧富の差を絡めたサスペンス『天国と地獄』を黒澤明が撮ったのは1963年。今から40年以上も前のことだ。高台の豪邸に住む会社重役【三船敏郎】と、それを見上げる下町アパートの誘拐犯【山崎努】。列車トリックが当時としては画期的だったとDVDの解説に書いてあったが、それも含めて、全編がほぼ想像通りに進んでいく(訓話色濃い黒澤映画ではいつものことだが)。ベタと言えばベタ、ヒネリがないと言えばない。

だが、直球勝負を回避する様すらベタだった『ハリウッド★ホンコン』を観ると、『天国と地獄』のヒネリのなさが実に清清しいことに気付く。許されるヒネリのなさ、言うなれば「ベタのためのベタ」が繰り広げられている。娯楽作品だからこそ、ヒネリのなさが逆説となり、高い演技力を持った俳優陣が王道とのギャップを埋めてきたのではないかと思う。

要するに『天国と地獄』には三船がいたのである。ときに説教臭さの度が過ぎる黒澤映画において、常に説得力の源となってきたカリスマ。このカリスマの前には、今や「頑固親父」系を代表する大物俳優となった山崎努も(若いとはいえ)かなり色褪せて見える。というより、三船の強烈な存在感に徹底的に打ち負かされることで、辛うじてインターンの悲哀が表されたとさえ思える。山崎中心のシーンではなく、意図された志村喬のシーンでもなく、格差はここで初めて劇的になった。

残念なことに『ハリウッド★ホンコン』には三船がいなかった。だからブラックジョークに逃げざるを得なかったし、ジョウ・シュンは可愛くないのである。もちろん俳優だけが映画のすべてではないが、素人俳優を多数使った演出が、皮肉にも、かえって三船の存在を強く想起させた。

結局いつもカリスマ崇拝に落ち着くのが私の保守的なところだが(?)、しかし、三船が死んだ今、もはや『天国と地獄』はコメディにしかならないのかもしれない。川から離れ、駅の方角に向かうと、再開発で巨大マンションが建設されていた。この場合、「三船」は何のメタファーになるのだろうか。散歩の途中にこんなことを考えたのは、『下流社会』なんて本を友人に借りたからかもしれない。

3年連続100本突破記念インタビュー

――10月31日に3年連続映画100本鑑賞(レンタル含む)の記録を打ち立てた。今の心境は

 去年と違って時間がたくさんあったので、見てればそのうち突破することは間違いないんですけど、あと1本になってからの10何日っていうのは……ノー映画の日っていうのは、なんかやたら長く感じて、今日見なかったらまた集中砲火を浴びるところだったので、助かりましたねえ(笑)。「金ゐ、100本を前に足踏み」なんて言われて、前日(30日)からピリピリしてました。俺も、まだまだ青いな(笑)

――100本到達のクソ映画は狙ったのか

 いや、そんなことないですよ。ただ、思いっきり楽しみたいと思って、その結果ですね。なかなか狙うということは難しいです。あと1本というところで、ヒット作が見たいわけですから。でも、さっき言ったように周りがうるさいので、なんとかしたいなあと(笑)。だから、良かったんじゃないでしょうか、お互いに。

――ファンの声援については

 ちょっと熱くなりましたね。あと1本になってからは、それを楽しみに足を運んでくれた人もたくさんいたと思うので、なるべく早く達成したいと思っていましたし、最後ああいう形になったことは、苦しかったですけど、結果的には良かったです。

――反応は特になかったが

 いや、だからね、ここで名作だったらだいぶ寒いなあと思ってました(笑)。あれもプレッシャーになりますよね。ただ、レスがつかない、企画の存在を知らないっていうのは、信じられなかったです。盛り上がってねえなぁという程度で。でも助かるのは、有名映画批評サイトみたいに「感想は?作品評は?」っていうのがない。あれがあると、ブログに書ける作品を待とうかな、っていうのがあるんで。

――昨日、100本突破を記念したエントリーを掲載した。ファンへのカーテンコールは初めてか

 実は、去年の100本目を見終えたときに(求める声が)あったんですけど、僕はブログを書いてなかったんで。いやあ、熱かったですよ、あのときは、かなり。


――馬場つげ研が好調の中で見てきた過去3年の100本と、転換期の中で到達した100本。その違いは


 やっぱり違いますね……。ただ、どんな状況でも表現に向き合わなくちゃいけないというのが、アマだと思ってますから。そういう意味でも僕に取っては、(今回の達成が)大きなものだと思ってます。どんな状況でも一定のラインをクリアするということ、それが大切ですから。

――3年連続ということについて、自分自身で誇れることがあるとしたら

 誇りというか、半年で100本っていうのは、シネフィル以外、誰一人としてできない記録だと思っていたので、それがまたできたことはすごくうれしいですね。そのことが、僕にとってはすごく重いです。

――去年、吐きそうになったり、息が苦しくなるといったような経験をしたが、それがどう今年に生かされたのか

 もちろんそれ(去年の苦しみ)だけじゃないですけど、過去の積み重ねっていうのは、どれだけ大事なものかっていうのは、感じてます。それがなければ、今の薀蓄であったり、精神的なものであったりというものは作られなかったわけですから、どれも欠かすことのない要素だと思ってます。

――心、あるいは精神的な成長を感じるか

 それは、難しいですね。(成長したという)要素はあるんでしょうけど、それを証明できないので、推測の範囲でしかない。はっきりこれだというものは、分からないです。ただ、いろんなものを肌で感じることは大事だと思いますし、それをそうしようと思って自分を作るのではなくて、勝手にそうなってることってあると思うんですよ、経験することによって。それは、そんな要素ではないかと思ってます。そうなったかどうかは、「自分はこうなりました」と言えないことですから、それは人の判断なのかもしれません。

――チョージ・ナガハル・ヨドガワーが1948年、「映画之友」編集長時代に達成した400本という年間最多本数の更新が次の目標となる。記録への意識は

 それは、明日、明後日でできる記録ではないので、短期の目標をしっかりと立てて、それをクリアしていきたいと思います。例えば、作年度僕は156本という記録を持っていますけど、来年の4月まであと何日ですか?120日ですか?それに少しでも近づきたいと思いますし、3年間で400本という目標もあるだろうし、それぞれ細かい目標をクリアして、最後にそれがまた見えてくれば、それは素晴らしいことだと思うので、そういう形になればいいとは思ってます。

――ヨドガワーヘの記録挑戦を楽しんで欲しいと誰かが言っていた。楽しめるか

 100本っていうのが年間通して最大の僕の目標ですから、それを超えるまでっていうのは、なかなか楽しむっていう気持ちは出てこないですけど、一区切りついた後っていうのは、ひょっとしたらそういうものが出てくれるかもしれない。ただ、いろんなものに近づくにつれ、またプレッシャーとかが出てくるでしょうから、去年終わったとき言ったようにまた違うプレッシャーを今年も感じたい。親とか親戚とか世間のプレッシャーじゃなくて、そんなプレッシャーだったら僕はいくらでも受け入れます。

――年400の数字はイメージできるか?

 今現在では、無理ですね。

――本数を重ねることは快感か?

 手に入ると、やっぱりちょっと色あせてしまうみたいなところって、何でもあるじゃないですか。手に入れたかった古書が手に入ると、次が欲しくなったりしますからね(笑)。そういうもんじゃないですか。だから、もっと、もっとって思ってるんだったら、いいと思いますけどね。ある程度映画を見ていないと、話もできない人っていうのはいますよ。本数を重ねる快感のみで100本は見れない。

――去年、150本の大台を超えたとき、どんなことを考えたか

 本当はこのまま映画をやめたい(笑)。このまま映画やめられたらどんなに楽だろうってね。他にやることがないんで、やらせていただきますけども(笑)。去年もいいましたけど、この数字を目標にっていうのは、とてもできないんですよね。これからも、過去にももちろんできなかったし。これは数字だけではないですけど、ニートとしての生活もそうですけど。結局は、細かいことを積み重ねることでしか、頂上にはいけない。それ以外には方法はないということですね。

――今後の半年間、157本に向けて、どうプレーしていくのか

 そういうもの(新記録)がイメージできるような今後にしたいとは思いますよ。映画を見るということは、暇人ながら何かにチャレンジしているということですから。でも次の映画を見るのに、「157みるぞ」って見てないわけですから、そういうものが具体的にイメージできるような、この後にしたいとは思ってます。

――今年の100本で一番よかったのはどの作品か

 今更だけど、やはり黒澤作品でしょう。今まで全く見てこなかったのは怠慢としか言い様がないんだけど、その分、今年は映画を見るのが非常に楽しかった。古き良き王道娯楽に救われました。どれが一番か?僕にはちょっとまだ決められないですね(笑)。

――この3年間、100本目を見る前に考えていたことに変化はあるのか

 とりあえず、毎回思いっきり映画鑑賞を楽しんでやろうと思ってましたね。突っ込めるゾーンに来ても、もう真っ直ぐだけを狙って。去年は50本目がフェリーニの『道』だったから、どれが「真っ直」なんだ、なんて考え込んでしまったけれども、まあ、今年の場合『ロードオブザリング』だったこともあるし、どんな作品でも受け止める自信がありました。でもまさか、突っ込むしかないクソ映画になるとはね(笑)。

――そのクソ映画で100本を決めたことに関しては

 男前じゃないですか(笑)。狙ってはいないですけども。狙っていると言いたかったですけど……、残念ながらね。

――通産300本を見たときは、その喜びは日付が変わるまで、という言葉があったが、今回はどうか

 今日はもう、朝までいいんじゃないですか(笑)。6時ぐらいまではいいと思います。それからはビデオ返しに行かなきゃいけないけど。

――記念のDVDは?

 延滞しましたよ。



【参考リンク】はこちら。意味のないエントリが続いてすいません。一回やってみたかったのだ。

冗長な100本目

先日、韓国映画「菊花の香り 世界で一番愛された人」を観た。今年記念すべき100本目である。この感動を皆様にお伝えしようと思い、作品評を書こうとしたのだが、力量不足で叶わなかった。よって、さながらリアルタイムのように実況中継することにした。長くなるが、お付き合いいただきたい(暇じゃない人は読まない方がいいです)。



電車の中で酔っ払いに切れる強気女キター

その場所に居合わせて惚れた弱気男キター

弱気男大学入ったー

変なサークルに無理やり入れられたー

そこに彼女いたー

見る映画間違ったー

【解説】まるで『猟奇的な彼女』の再現をみるかのようです




歴史サークルキター

弱気男(イナ)「アメリカ帰りだから『男女相悦之詞』知らない」キター

強気女(ヒジェ)「どこにいても自国の歴史を学ぶのは当然じゃない?」キター

【解説】日本では考えにくいセリフですね。ここらへんが日韓の「国民」意識の違いでしょう。『男女相悦之詞』はヨン様主演で映画化されました





サークルで島合宿キター

イナ遅れたー

サークルの優等生ジョンナン(女)「待ってようか」

ヒジェ「私が待つわ」

なんか伏線キター

【解説】ジョンナンは出てきた瞬間からあからさまな伏線ですね





島で子供たちに勉強教えてるキター

キモいボランティアキター

男の子ヒジェ先生に切れたー

着衣のまま海で泳ぎだしたー

イナつかまえたー

【解説】イナの頑張りが「振られる」前フリになっていますね





浜辺で男の子と約束キター

きちんとご本読めたらなんでもしてあげる」キター

妄想がとまりません!妄想がとまりません!

【解説】韓国では約束を「ヤクソク」運命を「ウンメイ」って発音するようですね。ちなみに家具は「カグ」、宇宙が「ウヂュ」、写真が「サヂン」、新聞は「シンムン」だそうです。




ヒジェ泳げないのに泳ぐことになったー

溺れたー

助けたー

傍で看病したー

ジョンナン「ヒジェが女に見える?」

嫉妬キター

いま伏線が動き出しました!動き出しました!

【解説】ここでヒジェが男だったら、あるいはこの映画の評価も変わっていたかもわかりませんね




ヒジェ気付いたー

「後輩が愛してると言ったら笑いますか?」

笑われたー

【解説】笑うのは酷いですね。あと、「新入生の頃は年上に憧れるものよ」と諭していますが、相手がロリコンの可能性も大いにあるわけですから、そういった決め付けは失礼ですね




「先輩の髪は菊の香りがします」

タイトルキター

【解説】いまどき珍しい手法ですね



イナいきなりキスしたー

殴られたー

殴られたのは下腹部ですが、痛んだのは胸でした」キター

【解説】イナは寒いですね。下手をすると訴えられかねませんよ




先輩、サークルのOBと結婚したー

ヒジェ卒業したー

彼とドライブしたー

事故ッたー

夫死んだー

何年か経ったー

展開が速いッ、めまぐるしく進む物語ッッッ

【解説】イナはこのとき兵役に入っているのですが、韓国人男性は19歳になると徴兵検査を受け、合格すると、入隊します。入隊する時期は選べるのですが、大学2年終了後が一般的だそうです。期間は2年余。




っていうイナの告白キター

ラジオのDJキター

自分の番組で自分の体験談逐一葉書で読んでたー

【解説】このパターンもよくあると言えばよくありますが、さすがにこうも露骨だと、見ていて照れくさいですね




ジョンナン産婦人科医になってたー

また伏線だー

【解説】間違いないですね





ジョンナン夜遅くヒジェたずねたー

ヒジェ眼鏡キター

イラストレーターキター

酒飲んでたー

いらないって言ってるのに料理作りに行ったー

小さな伏線キター

【解説】伏線でしょうねえ





ラジオからイナの番組キター

もちろん台所のヒジェは聞こえないキター


「彼女が好きなお酒はコップ半分のビール

コーラと水とレモンで割った一杯のジン

お酒を飲んだ後はお腹がすきます

そんな時はバナナがいいそうです」


ヒジェバナナ食ってたー

ジョンナン「見てられない」

観客の代弁キター

【解説】確かに見てられないですね




その後もすんでのところですれ違いキター

【解説】すんでのところでしたね




イナ出版社に手を回したー

番組聞かせたー

ファーストキスのエピソードキター

告ったー

【解説】メディアの公共性を何だと思っているのでしょうか




ファックスで振られたー

【解説】これは辛いですよ




ヒジェ、コンビニキター

ヨーグルトどこにも一個もないキター

イナ買い占めたー

家の前にピラミッドキター

    ヨ
   ヨヨヨ
  ヨヨヨヨヨ
 ヨヨヨヨヨヨヨ
ヨヨヨヨヨヨヨヨヨ

背後からイナキター

「必要なものは僕が準備します」

家ン中入られたー

ドア越しに話し出したー

ヒジェ号泣キター

門脇に体育座りキター

いつホラーに転じてもおかしくない執念キター

【解説】韓国にはストーカー法ってないんでしょうか





親に挨拶キター

いきなりだー

若い母親キター

ヒジェのデザイン見たら

母さん「心のやさしい人ね」キター

「あなたは死んだ夫を忘れて息子とうまくやれるかしら」

答えないヒジェ

一言を大事にする人だからきっとうまくいくわね

脅威の理解力キター

【解説】清水教授もびっくりです





結婚したー

今気付いたが女は長澤まさみ似だー

【解説】確かに似ていますね。<チャン・ジニョン(장진영)>は、2002年、免許停止中の飲酒運転で立件されています。




ラブラブだー

いきなりラブラブだー

寝覚めに録音したイナの声キター

「声の本」キター

バルトの引用キター

おおっとこれはキモイ!耐え難い気色悪さだ!

【解説】「韓国のドラマは日本から20年遅れている」なんて批判をよく耳にしますが、確かにこの演出は古いですね





枕投げで大盛り上がりだー

うれし泣きキター

結婚後声出して笑ったの初めてだー

【解説】実際はそんなことないんでしょうけどね





妊娠キター

イナのお古産着キター

新品同然だー

【解説】そういうリアリティは追求しないんでしょう




車酔いで吐くヒジェ

車置きっ放しでおんぶ帰宅キター

【解説】韓国の車事情は<こちら>を見てください。




帝王切開で取り出せキター

深刻さゼロがまさに伏線だー

【解説】伏線の張り方が酷いですね。しかも、すぐに消化されます。




「おい、今の人知り合いか?」

喫煙所で内科の先生キター

もう伏線が動き出したー

【解説】<韓国社会でも分煙は進んでいるようです。>しかし、キヨスクでタバコがばら売りされていたとは。




イナ、癌告知されたー

ヒジェに隠したー

「紙の国」さんから葉書キター

明らかにヒジェキター

全部知ってたー

【解説】展開が速いですね。昔、吉田栄作のTVドラマ「もう誰も愛さない」が「ジェットコースタードラマ」として話題になりました。あれよりはまあマシですが、似たようなものです




ジョンナン、イナのこと好きだったってヒジェに打ち明けたー

知ってたー

「好きなトッポッキの店、歌手、友、全部一緒なんだもん」

ばれるわー

「イナはあんたと結ばれるべき」キター

【解説】私、恥ずかしながら<トッポッキ>って知りませんでした。韓国の庶民料理の定番で、屋台で売られているとか




イナとヒジェ散歩キター

ヒジェ「死んだ母が生きてたらこういったわ」キター

『壊れた尿瓶大事にしてる』

意味不明だー

「下手に扱ったら大変ってこと!」

【解説】文化の違いを感じますね




イナ休職したー

一緒に暮らすー

あのときの島に行ったー

手旗信号ゲームキター

【解説】万国共通ですね。<こんなゲーム>がありました。




入浴シーンキター

ヒジェ「一人で大丈夫?整理整頓、布団、爪きりは誰が?」

イナ「子育ての嫌なことあったら全部してあげる」

ヒジェ「ミルク、お風呂、おむつ、教育、予防注射」

丸・投げダー

【解説】兵役回避のための賄賂、金策とかは入れなくていいのでしょうか





体調激変ー

モルヒネ注射ー

嫌がるー

ヒジェ「木よ愛してる
    海よ愛してる
    空よ愛してる
    ママよ愛してる
    パパよ愛してる」

子供のための言葉キター

【解説】そういえば、イナの両親が一切登場しませんね。<韓国でも、やはり嫁・姑問題があるそうです。




手術室にイナー

ヒジェ没

【解説】ミスチルの『HERO』という曲に、「駄目な映画を盛り上げるために簡単に命が捨てられていく」という歌詞がありましたが、まさしく本作が「駄目な映画」ですね。「違う僕らが見ていたいのは希望に満ちた光だ」それもどうかと思いますけどね。




娘ジェインキター

「木よ愛してる
 海よ愛してる
 空よ愛してる
 ママよ愛してる
 パパよ愛してる」

エンドロールキター

【解説】最低の映画でしたね




特典映像キター

メイキングキター

インタビューキター

純愛100%宣言キャンペーンキター

【解説】このキャンペーンを知っていれば私も見なかったと思います






※この無意味な文章を終わりまで読んでしまった方は、時間をもっとも無駄な形で浪費しました。これを教訓として、頑張って生きてください。キル・ザ・クソ映画。

 HOME  »

Calendar

04 « 2017/05 » 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

Administer

Monthly Archive

Categories

Recent Comments

Recent Trackbacks

Recent Entries

Blog Pet


私のブログを盗み見て言葉を覚え、話しかける(クリックする)と返事をするらしい。あまつさえ勝手にエントリーにレスをつけてくるという。名前の由来説明は不要だと思うが、詳細なプロフィールが知りたい方&「なんのこっちゃ」と思った人は上の「ねずみ」という文字をレッツ・クリック。

占い

Catchphrase

Profile

Administer

Others

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。