BLOG馬場毎日 sawayaka

視界不良の馬場より金ゐ國許が綴る、満願成就三千里手前の幸福雑記

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コミックパーク寅さん

夏目房之介の連載『マンガの発見』で、竹内オサムの新刊『マンガ表現学入門』が取り上げられていた。

夏目と竹内といえば、竹内が編集する同人誌『ビランジ』15号での奇妙なやりとりが思い出される。竹内が夏目の『マンガ学への挑戦』を辛辣に批判すると、夏目は一切反論せずに、批判を全面的に甘受した(タイトル批判までも)。

で、野次馬な私は「逆に誉めてしまうのか?」「いよいよ論争か?」と勝手に盛り上がったのだが、次の文章を読み、急に冷めてしまった。


 竹内さんは「今のマンガは面白くない」とも発言している。が、それは現在のマンガに感性が届かなくなったからではないのか。

 僕自身そう思うから、余計気になる。

 僕はすでに50代で、時代の今を担うマンガとズレるのは読者として当たり前である。そのスタンスから語るしかないのだ。でも若い人たちのすすめるマンガに目を通し、たしかに今のマンガは面白いとも思う。実験だっておこなわれている。

 問われているのは「マンガの現在」であると同時に、僕ら「最初のマスとしてのマンガ世代のマンガ語り」の枠組みだろうと思うのだ。



寅さんじゃないが、「それを言っちゃあ、お仕舞いよ」。

なぜか
→感性が届かなくなったことなど証明できないから
 感性が届かなくなっても的確に評じ論ずることは可能だから

『ビランジ』で竹内が批判した夏目の「逃げ」の悲劇は、「時代の今を担うマンガとズレるのは読者として当たり前である。そのスタンスから語るしかないのだ。」と言いつつも、そのスタンスを肯定的に捉えられていないところにあると思う。


とりあえず読んでから詳しく書こうっと。
『マンガ学』についてはつげ義春の項もあるしね。


【追記】
「マンガは面白くなくなったのか?」については議論沸騰

【参考リンク:『マンガ学の挑戦』の問題点
大学講師として学部生が書いたら「君マンガ論やりなよ」と言うが、修士だったら「君学問向いてないよ」と言うような本。
←ひ、酷いなあ。
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