BLOG馬場毎日 sawayaka

視界不良の馬場より金ゐ國許が綴る、満願成就三千里手前の幸福雑記

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巡礼余聞

蝉だけにバッタバッタと死んでいき 國許

気付けば夏が終わる予感が辺りに充満していますが、馬場はどうでしょうか。ビッグボックスのグリコが上に何か羽織ったか心配です。九州の友人宅を離れ、東京へ帰る日もいよいよ目前に迫ってきました。何だか物足りなくて、ちっとも帰りたくありませんが、それでも帰らなきゃいけない。僕は馬場でしか生きていけないのだから。

心配といえば同行したアホのユゴーです。彼は旅が始まってからずっと弘法大師の話しかしていません。ときどき「西にしか行けない偉人はだーれだ?」なんて脳に蛆がわいたような即興ナゾナゾを出題して、私を苛立たせます。友達想いで知られる金ゐ様が仕方なく下界へ降りていって「答えは?」と聞いてやると、臆面もなく「せいぎょう」と答える始末。手に負えません。

日焼け止めクリームの分量を明らかに間違えて妙なセレモニーのようになったユゴーの顔面に憎たらしい笑みが浮かぶのを見ると、殺意に似た感情が芽生えてきます。憤怒は急速に成長します。今すぐ車から蹴り落としたくなります。

私は今回の旅でつくづく(ほーし)旅は友情の墓場だな、と知ったのですが、それでも、どんな人でもいなくなったら悲しいのだな。そう思うと無性に悲しくなりました。死んでしまったら河岸を変えなきゃならない。美談にしなきゃ釣り合わない。ふと、太宰治の『眉山』を思い出しました。

さて、上の句は、つげファンお馴染みの遍路宿「俳句茶屋」で私が読んだ句です。掛け値なしの名句ですね。僕のは衒学的なんだよ、えへへ。
ってこれは次の『つげ会い』のオチだったよ!どうすんだよ!

書けなくなるとまずいので話題を変えますが、私はこの旅行で様々な課題を発見しました。中にはつげ先生に関するものもあり、それ以外のものも多数ありました。どれも難易度が高いという点で共通していますが、ちょっと紹介しますと、例えば田舎の選挙の実態という政治問題。田舎のバイト代の安さと携帯代の一律高額という経済問題。「主への全的帰依」が再反論を封じ込める論理的不公平性を内包しているのではないかという宗教問題もありました。

おっと、長期旅行を無連絡でドタキャンされた後でも、10年間付き合ってきた友人との信頼関係は保てるのかという重大な問題は決して忘れることができませんね。

ほんとに困ってしまうというか。怒りたくても連絡が付かないというか。何の感慨もなく帰ってきて何の感慨もなくすんなりと受け入れられそうな金田一少年のようにはいかないというか。いかせないというか。
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