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視界不良の馬場より金ゐ國許が綴る、満願成就三千里手前の幸福雑記

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僕はカルトぢゃないよ1 友人 H氏への抗議

馬場つげ研は「北冬書房の太鼓持ち」「一種の宗教」であると吹聴する根拠を問う

私は次のようなメールを、友人のH氏に送った。H氏は著作を持たないニヒリストである。本人はそう言うと怒るだろうが、とにかく私が薦めたもので彼の意に適ったものは何一つない。


H氏殿
 
貴殿は我々高田馬場つげ義春研究会を「マンセー北冬」だと発言されていました。先日の酒席でも、「お前らは北冬書房の太鼓持ちだから、批判せずに尻尾を振っているんだろ」と言いました。私はその際貴殿に対し、発言の論拠とより優れた作品を示すべきだと申し上げました。

しかし、貴殿からは「信者に言ってもわからねえヨ」との、学問の徒らしからぬ返答しかいただいておりません。当日は酒席ということもあり、また、酒にめっぽう弱く、既に酩酊状態でしたので、深くは追求しませんでした。

まず、我々が「マンセー」している論拠を明確に示していただきたい。媒体はこちらで用意する準備をします。まずナベツネ君の個人誌『読売新聞』、馬場つげ研のサイトに掲載できるように手配します。一週間以内に返答をよろしくお願いします。

金ゐ國許



こういうことをやっているから「マンセー」「宗教」呼ばわりされるのだろう、それは分かっているが、このように暈した伝え方でなければ、角が立つ。論争のための論争は無益であろう。私はただH氏の真意が知りたいだけなのである。念のために付け加えると、この時点ではまだナベツネ君にはアポをとっていない。勝手に名前を出してすまんこってすたい。

このメールに対する返事はその日のうちに受信。内容は大体以下の通りであった。

一.つげ義春・『北冬系作家』を研究すると、サイトの主旨に北冬書房の名が入っている
二.事実北冬書房に関する情報が圧倒的に多く、しかも賛美の内容がほとんどである
三.『北冬名鑑』という企画そのものが北冬賛美以外の何物でもない、しかも関係者にしか分かりえないマニアックな情報を掲載することに一般人が喜ぶとは思えない
四.だから北冬マンセーである

このメールに対して、私は下記の内容のメールを返信した。


一について、我々が「北冬系」という出版社名を冠した呼称を使用しているのは、あくまで便宜を図るためであり、それ以上の理由も意図もない。この名称がいらぬ誤解を招くのであれば、出版社名を外し、より明確になる一般的な名称に変更するのに吝かでない。しかし、我々はまだそのような名称を発見できていないため、変更していないだけである。

また、我々が「北冬系」と呼ぶのは「つげ義春以後」を模索する作家のことであり、その多くが北冬書房近辺に集まっていることは否定できない事実であると思われる。よって、そう考える我々が「北冬系」という名称を使うことは論理必然的であって、むしろそこからありもしない“癒着”を探ろうとする貴殿の思考こそ、不自然かつ不健全と言わざるを得ない。言うまでもないことだが、功績は事実として敬意を払われてしかるべきである。

二について、メンバーの少ない馬場つげ研が縦横無尽に活動することの困難は、貴殿も承知の上であろう。我々も過去、村上春樹、松本大洋、高野文子、藤澤恵麻、美波など、言及する対象の幅を増やしたい、増やそうとしたことがあった。しかし、現実問題としてどれも不可能だったのである。我々は能力不足を認め、真に理解を深めたいと思われる「つげ義春以後」に対象を絞ったのである。

賛美の内容が多いのも同様の理由からである。批判する体力がないのは恥ずべきことだが、無理に批判を展開することに意味はないと思われる(うっかり口がすべることはある)。私に限って言えば、例えば『幻燈』の掲載作品、掲載作家全てを肯定的に捉えているわけではない。しかし、先の「つりたくにこ」のエントリーのように、批判しなければならない状況だと判断したときに初めて批判すべきだと思っている。

三について、『北冬名鑑』を製作した動機は「お近づきになりたい」からではなく、北冬系作家・北冬書房に関する情報がネット上に極めて少なく、また散逸しているため、一元化して公開すれば便利だと思ったからである。また、貴殿も理解されるように、リスト化の欲求は、マニアであれば少なからず持っているものであろう。

「詳しすぎる」点について、情報の価値を決めるのは、我々でも、否定的な閲覧者でも、もちろん貴殿でもない。基本的に現時点で決まるものではないと思っている。会員が「知りたい」「便利だな」と思うレベルでプロフィールは作られている。関係者を喜ばせるためのマニアックを求めるのであれば、分量は自ずと倍増しているはずである。なお、「一般人」が喜んでいないことは事実である。



単純な話なのである。「宗教」を「宗教」だと批判することは猿にだってできる。「宗教」だと考える論拠を提示して、議論のテーブルにつきましょう、そう言いたいだけなのだ。

「北冬系」なんてない、「つげ義春以後」なんてない、そういう見解がH氏の中にあるのはわかった。同意はできないが、こちらとしては一定の理解を示しているつもりである。少なくとも頭ごなしに全否定するような態度はとっていない。しかし、にもかかわらず、持論をきちんと提示せずに我々を「信者」の一言で片付けるのは、いかにも卑劣で、礼儀知らずな行為であり、「つげ義春以後」を連呼する素人の数が絶望的に少ない昨今においては有害でさえある。

我々は、我々にできることであれば、「つげ義春以後」を検証し、その発展に寄与することができればよいと思っている。それは旅人・世捨て人・引きこもり・鳥師・ニート・フリーター・公務員で構成されている馬場つげ研にとって、たしかに困難なことではあるけれど、とりあえず細々とではあるが、サイトの充実によってなんらかのアプローチができればいいと思っている。

2007年には馬場つげ研の現メンバーから学生が消える。それまでにサイトを含めた引継ぎを画策してはいるが、望みは薄い。しかし、メンバーに時間的余裕がなくなって、納得いく活動ができなくなったとしても、「つげ義春以後」を応援し続け、やがては生活者としての視線を持ってそれを理解したいと、真剣に考えているのである。

H氏の言動は、我々だけでなく「つげ義春以後」を妨害する行為である。無意識にであれ、そういった破壊行動を執り続けるのであれば、我々は全力をあげてそれに対抗したい。とりあえず残り二本分の反論は既に用意している。H氏はこの文章を読み終えたら、すぐに私に電話してきて欲しい。今は名を伏せておくが、いつまでも僕は天使ぢゃないよ。
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COMMENT

誤解はされたくないが、さらに誤解を生みそうな文章を書いてしまったw

wあはは

ブログってそんなことの繰り返しだよね・・・

コメント、苦情が来たかと思ってドキドキした。熱いでしょ。

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