つげパロディーの系譜2 『Death Comi』
「Death Comi」 古谷兎丸(ふるやうさまる)
1996年1月発行の『COMIC CUE』Vol.2に掲載された四コマ連作。その中のひとつ、「助川助三の野望」では、タイトルからも解るように、つげ作品が目一杯登場、馴染み深いキャラが所狭しと詰め込まれている。

上のコマだけでも、(左下から)「ねじ式」「ほんやら洞のべんさん」「ゲンセンカン主人」「山椒魚」「紅い花」「蒸発」「リアリズムの宿」「海辺の叙景」「やなぎ屋主人」「チーコ」「庶民御宿」「ある無名作家」、その数実に12作品。他にも「噂の武士」「石を売る」ペン画「桃源行『黒湯』」がパロディされている。
一見してわかるように、構図(配置)以外はほぼ原典どおりの描写である。「自称ニヒリスト」の友人も、小さいながら全くそのままに描かれている。ネタ的には、古谷節満開の「その後」(『ドラえもん』パロディ)の方が遥かに面白いが、いずれにせよ、やはり画の巧さは際立っている。『ガロ』出身作家としては、「リスペクト爆発!」といったところだろうか。
この号の『コミックキュー』では、各作家が過去作リメイクを手がける「カバー・バージョン特集」を組んでおり、目次にはパロディがずらり。例えば、松本大洋の『ドラえもん』、泉昌之『おそ松くん』、おおひなたごうの『魔太郎がくる!』・・・挙げていく必要が無い程度に売れたと思うので、省略する(レビューはこちらでも)。
ところで、ジョイントレビューが載っていたが、その中で「ロッキンオン」の編集長(当時)が『稲中』に0点をつけていた。これには心底驚いた。いかなる形であれ、「思想」的に『ロッキンオン』は『稲中』を取り込まねば立ち行かないはずである。案外無理してロッキンしているのかもしれないオン。そう思ってしまった。
古谷兎丸のインタビューはこちら。古谷作品にはつげパロディが多数ある。順次紹介予定。
1996年1月発行の『COMIC CUE』Vol.2に掲載された四コマ連作。その中のひとつ、「助川助三の野望」では、タイトルからも解るように、つげ作品が目一杯登場、馴染み深いキャラが所狭しと詰め込まれている。

上のコマだけでも、(左下から)「ねじ式」「ほんやら洞のべんさん」「ゲンセンカン主人」「山椒魚」「紅い花」「蒸発」「リアリズムの宿」「海辺の叙景」「やなぎ屋主人」「チーコ」「庶民御宿」「ある無名作家」、その数実に12作品。他にも「噂の武士」「石を売る」ペン画「桃源行『黒湯』」がパロディされている。
一見してわかるように、構図(配置)以外はほぼ原典どおりの描写である。「自称ニヒリスト」の友人も、小さいながら全くそのままに描かれている。ネタ的には、古谷節満開の「その後」(『ドラえもん』パロディ)の方が遥かに面白いが、いずれにせよ、やはり画の巧さは際立っている。『ガロ』出身作家としては、「リスペクト爆発!」といったところだろうか。
この号の『コミックキュー』では、各作家が過去作リメイクを手がける「カバー・バージョン特集」を組んでおり、目次にはパロディがずらり。例えば、松本大洋の『ドラえもん』、泉昌之『おそ松くん』、おおひなたごうの『魔太郎がくる!』・・・挙げていく必要が無い程度に売れたと思うので、省略する(レビューはこちらでも)。
ところで、ジョイントレビューが載っていたが、その中で「ロッキンオン」の編集長(当時)が『稲中』に0点をつけていた。これには心底驚いた。いかなる形であれ、「思想」的に『ロッキンオン』は『稲中』を取り込まねば立ち行かないはずである。案外無理してロッキンしているのかもしれないオン。そう思ってしまった。
古谷兎丸のインタビューはこちら。古谷作品にはつげパロディが多数ある。順次紹介予定。
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