BLOG馬場毎日 sawayaka

視界不良の馬場より金ゐ國許が綴る、満願成就三千里手前の幸福雑記

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旅先のF4(エフ・フォー)

2005年のつげ巡礼第三弾から帰ってまいりました。たっぷり、つげ義春を旅マップしてきました。
やっと今回で『伊豆半島周遊』をだいたい回り終えたので、近いうちにまとめてアップします。併せて巡礼の模様を馬場つげ研初のオリジナル動画として掲載する予定です。ご期待下さい。


さて、旅先では恒例のつげトークで大いに盛り上がったわけですが、興味深いテーマが登場しました。それは、「つげ義春と読者について」。当ブログでもつい最近触れたばかりです。

話は私金ゐによる「<高次からの>表現」の説明から始まり、すぐさま同行者たちがそれに反応(非会員も含めた四人組でした。そういえば今年5月本家は一人が生きているだけになりましたね)、異論反論オブジェクション(全部文句じゃないか)が起こりました。「自分酔いしすぎだこのアルコールいらず」「シガテラのおわり方よりも酷い」等々、大ブーイング。
ついには私が昔読んだ小説の内容をことごとく忘れていることまで槍玉に挙げられ、主催者の権威は失墜、会員が糾弾して更迭問題にまで発展する事態になりましたが、賛否入り乱れた大議論はいつのまにか「つげファンの世代区分を決定すべき」という流れに。


会員・平が『マンガ夜話』で夏目房之介らが「つげが解る世代」というような趣旨の発言を行ったことに触れ、あくまで区分は便宜的なものにすべきであると主張すると、「何が便宜だお前なんか便器だ」「メロンにハムでも巻いて食ってろ」「こっちは白米に梅干で日本の国旗だ馬鹿野郎」と非難轟々。

しかし、そこは平、横河ブリッジ戦略によって最後はみんな笑顔で決着し、問題は区分の決め手となる要素に移りました。


「生物学的には、」

インテリらしく平が語るには、「世代」という語を使用する以上、やはり親子関係に基礎を置かなければならい、「一世代は子が親に代わり、その子供に代わられるまでの個人の活動期、すなわち30年程度である。」

しかし、平は平素からその態度がただただ鼻につくため、一同は発言を無視して自説を展開していきました。白熱する議論に取り残された平は、「あんでオラの言うことが聞けないんだかいやんなっちゃう」と拗ねてしまいました。

会員は平のことを「遅れてきた電車男」程度にしか認識していなかったので、相変わらず無視していましたが、そのセリフが非会員のつげ魂をくすぐり、彼は平のみならず馬場つげ研のフォローを始めました。

「世代区分30年は駄目だと思う。漫画の歴史自体短いんだし。ともかく、つげ研の使命は極めて大きいよ」

誉められるのが大好きな一同は、目を輝かせ聞き入ります。




「F0(第一世代)って初出で読んでたリアルタイム層でしょ?」

「リアルタイムだと80年代も描いてるしなあ」

「じゃあ『ガロ』以前からリアルタイムで読んでいた人?それだと狭すぎるでしょう。つげ義春ブレーク以前からの読者ってことになるのかなあ」

「『痛快ブック』と『迷路』を一緒くたにしたら怒る人多いんじゃない?」
「でも、世代分けするのは作品じゃなくて読者だから。『ガロ』以後と貸本時代では読者数がかなり違うんじゃないの?」

「うわあ知らない。そこ知らない。嫌い。(NTT)データ嫌い。」

「多分というか絶対そうだと思うよ。『つげファン』の数は比較にならない。だから、ブームごとに分けていけばいいんじゃない?」

「うん、とりあえず便宜的にね」

「で?使命ってのは?」

「やっぱり、今までの世代は記録を残す時に、出版社しか方法がなかったわけじゃない。同人誌とかはあったとしても、小部数で広まらなかったんだし。しかも、これからの世代は、例えば旅マップはできないでしょ」

「なぜ?」

「だって、あと10年経ったら(10年周期として)完全に旅マップ先はなくなっちゃうでしょう。証言者の数も少なくなる。10年前だったら残ってたのに、っていつも思うでしょ?」

「確かに」

「F3層にはまだインターネットが足りなかった。それをちょうど持っているじゃない、つげ研は。まず、熱烈なつげファンであること、ネット環境が整備されていること、それを習得する暇があること、遺跡が残っていること。この四点をクリアして初めて読者から盛り上げられるんじゃない?」

「確かに!条件は全て我々に味方しているわけだ!」

「でも遺跡が残ってなくても盛り上げられるじゃない」

「いや!『はーいこれが西部田村でーす全部ビルでーすパルコ建ってまーす』が続いたら、さすがのファンでも嫌になるでしょう」

「その通りだよ。僕らには・・・・僕ら『つげ義春第三世代』には、次なるF4のために繋げていく使命があるんだよ!」

「じゃあなんでアクセスこんな低いんだよ。隠れ家の掲示板には書くけどウチに書かない人、たくさんいるよ。F3層にも必要とされてないんじゃないの?」














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